『ドラゴン桜』阿部寛「前作を超えるものを」髙橋海人「受験生という青春を経験できてうれしい」

『ドラゴン桜』

4月25日(日)にスタートする阿部寛主演の日曜劇場『ドラゴン桜』(TBS系 毎週(日)後9・00~9・54)の制作発表会見が行われ、主演の阿部のほか、長澤まさみ、髙橋海人(King & Prince)、南沙良、平手友梨奈、加藤清史郎、鈴鹿央士、志田彩良、細田佳央太、及川光博が登壇した。

原作は、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で2018年から連載中の三田紀房による「ドラゴン桜2」。2005年7月期に金曜ドラマ枠で放送され、社会的ブームを巻き起こした『ドラゴン桜』の15年後を描く続編で、今の時代の日曜劇場でやるべきエッセンスを入れたドラマオリジナルの展開が予定されている。

16年ぶりに桜木建二を演じる阿部は「この『ドラゴン桜』は16年前にやっているんですけども、今回もこの役をやれるということで、しかも日曜劇場でやれるということで、非常に光栄に思っています。まずは自分が16年前にやった役をこうやって再びよみがえらせることができることを心から感謝していますし、前作を超えるものを作りたいなと思って、今日々葛藤して頑張っているので、きっといいものにさせます」とあいさつ。

桜木と共に新時代の学生たちを導いていく水野直美を演じる長澤は「同じ役を演じることは数多くないので、16年ぶりに同じ役をどんなキャラクターだったかなと思い出しながら、まだ手探りな感じで現場にいます」と。

学園近くのラーメン瀬戸屋の息子で、両親を亡くし1人で店を切り盛りする姉と一緒に暮らしている瀬戸輝を演じる髙橋は「僕自身、受験を経験したことがないので、受験生という青春を経験することができてうれしく、そして楽しく現場に臨ませてもらっています。頑張って東大合格を目指して勉強したいと思います」と緊張気味に語った。

阿部は、今回の作品への意気込みを問われると「冒頭からアクションがあったりとか、桜木は元暴走族という役なんですけど、バイクのシーンとか、前回にないような展開から始まっていくんです。なので、最初のここ1か月ぐらいは体力勝負というか、この年齢で体を痛めながらやってきました。長澤さんも来てくださったので、ここから授業とかいろいろ学校の話が始まっていくので、ワクワクして頑張っていかなきゃなと思っています」と。

また「原作があるものなので、原作を一番に頼るんですけど、16年前の勉強法と違ったり、今はスマホなど便利なものがたくさんあるので、今の時代にあった最前線の勉強法プラス、またそうじゃない昔ながらの体力勝負の勉強法などいろいろなものを駆使して原作を超えるものにしたいなと思っています」と語った。

進行を務める東大卒の篠原梨菜アナウンサーが自身が前作に影響受けたと明かすと、阿部は「この作品をやって、いろんな芸能界の人から、お子さんが勉強しなかったのに、『ドラゴン桜』を見ていい大学に入ったというのがあって、それでこのドラマってそんなに影響力していたんだなと後々知る。今もそうやって言ってくださる人がいるから、それが何よりもうれしい」と笑顔を見せた。

長澤は、生徒たちを導く立場となって戻ってきたことについて「水野がこれからやろうとしていることは、桜木先生に対しての恩返しみたいなことだと思うんです。これからを担う若い人たちの頑張りを見届ける側になるということで、責任は重大なのかなと思います。台本を読んでいると、桜木先生の言う言葉に、後押しする側なのに自分も鼓舞されているのを見ると、桜木先生という大きな存在は当時も感じていたけれど今でも大きく感じますし、唯一無二なんだなと思っています。なので、その後ろ姿を私も見て、私自身が演じる水野を見て生徒たちも頑張ってもらえたらなって。師弟関係があるので、そういった社会の縮図みたいなものがそこにもあるっていうのを若い人たちにも見てもらえたらなと思う」と東大専科の生徒たちにエールを送った。

髙橋は、瀬戸を演じるに当たって難しいと思うところは?と問われると「僕が今まで演じさせていただいた中で、一番男らしくて無骨な人間なので、素の僕と結構違うところがたくさんあって、そういう面では悪戦苦闘しているんですけど、日々勉強だなと思って頑張っています」と回答。

阿部から「芝居を見てすごいキレがいいなと思って、今までにない生徒だなと。まだそんなに一緒にやっているシーンはないんだけれど、何度か見て、これからどういうふうになっていくんだろうとすごく楽しみにしている」と言われると、緊張しつつもうれしそうな表情を見せた。

家族思いな役ということで、髙橋は「姉が経営しているラーメン屋を卒業したら継ごうと思っている役。実際、僕にも姉がいるので、そこは自分と自分の姉との絆を生かせたらいいなと思っている」と語った。

所属するKing & Princeのメンバーの反応を問われると、髙橋は「僕たち仕事が決まる時、マネージャーさんにみんなが集められて、その前で発表されるんですけど、『海人がドラゴン桜決まったよ』って言った時は、みんな飛び跳ねて喜んでくれました。King & Princeのみんなの期待もかかっているので、背負って頑張っていきたいなと思っています」と明かした。

何不自由なく愛情いっぱいに育ってきたが、今まで何かを頑張った経験がない“今どき女子”の早瀬菜緒を演じる南は民放ドラマ初出演。今回のドラマ出演に当たり「前作のドラマも拝見させていただいていたので、お話を聞いた時はとてもうれしかったです。身が引き締まる思いですが、精いっぱい務めていけたらいいなと思っています」と。

菜緒と共通点はあるか問われると、南は「私はもともとすごくテンションが高いわけでもないですし、明るい学生生活を経験していたわけでもないので、危惧する部分があるんですけど、今は自分の中の一番明るい部分を引き出してさぐりながら演じています」と明かし、阿部が「監督も探っているんだけど、桜木にちょっと“ほの字”みたいな感じにあえて作っているんだよね」とフォローを入れ、「楽しんでもらいたい」と南を後押しした。

全国トップレベルのバドミントン選手として活躍している岩崎楓を演じる平手は「実際演じてみて楓という女の子は、すごく真っすぐで仲間思いだなと思います」と。

オリンピック選手の栗原文音にバドミントンの指導を受けていることについて「ハードだったりするんですけど、実際の先生がすごくすてきな先生で助かっている部分もたくさんあります」と語ると、及川が「てちちゃん(平手)はすごいんだよ、反射神経が!」と声をかけ、長澤も「私も今朝見てきたんですけど、すごく運動神経がいい」と絶賛。阿部も「この間、階段を落ちるシーンがあったんですよ。そしたら見事な落ち方をしていて、監督が『うぉー、すごいな!』と。そこから監督の彼女を見る目も変わったぐらい。それで聞いたら、岡田准一のところでトレーニングしてるって」と明かすと、平手は恥ずかしそうに謙遜していた。

優秀な弟と常に比較され続けてきたため、劣等感がしみついている天野晃一郎を演じる加藤は「天野自身は優秀な弟を持って、弟をかわいがる母親が自分のことをかわいがってくれないだとか、そういういろいろで、自分に自信を持てなかったり、どこか自分の意志を隠してしまう性質がある役なんです。演じているうちに、これって兄弟じゃなくても当てはまるのことなのかなと思いまして、例えば共にいる友人だったり、同僚、恋人関係でもそうですけど、相手と比較したうえで、自分のことを下げてしまう。そういう人っていうのは、観てくださっている方の中にもいらっしゃるのではないかなと思うので、そんな天野がこの受験をきっかけに自分自身と向き合って、桜木先生と勉強と向き合って成長していくっていうものを皆さんにお届けして、何か皆さんの中の己を活性化させられるそんな天野を演じられたらいいなと精進しております」と。

成績が学年トップで、優秀ゆえに他人を見下す癖があり、周りから浮いている藤井遼を演じる鈴鹿は「僕自身、年齢で言うと大学4年生の代なんですけど、同級生とかに就活を頑張っている人やもう就職して仕事を頑張っている人とかがいて、友達が悩んでいる姿を見ている時期ではあるので、近しい存在ではありますけど、そういう友達に日曜日見てもらって、月曜日頑張ってみようかなと思ってもらえるような感じになればいいなと思って、伝われ~と思いながらやっています」と語った。

成績は学園文系トップで優秀だが受験に興味がなく、卒業後は就職を考えている小杉麻里を演じる志田は「今までに経験したことのないくらい難しい役なんですけど、難しいからこそ、すごく学ばせていただくことも多いですし、もっともっと頑張りたいなという思いが現場で強くなっていて、いい緊張感と一体感のある現場で、本当に幸せだなと思いながら毎日お芝居をさせていただいています」と。

ある問題を抱え、周囲から孤立しているものの、昆虫が大好きな心優しい生徒、原健太を演じる細田は「日曜劇場に出ることが自分の一つの目標だったので、合格の連絡を頂いた時はうれしいという気持ちと安堵感みたいなものがありました。撮影は毎日刺激的で、いい作品を作ろう、届けようっていう『ドラゴン桜』チームの熱量だったり、本当にすてきな先輩方や同世代と言われるキャストの方々に囲まれていい緊張感の中で自分も撮影に臨めているなと感じています」と明かした。

桜木と水野が再建に挑む学園の教頭・高原浩之を演じる及川は「高原は真面目な人間なんです。真面目すぎるからこそ、ちょっと間抜けな一面があったり、空回ったりする一面があったりします。生徒のことを思って、一生懸命生きている先生です。数学の教師ということなんですけど、なるべくなら授業するシーンはないことを祈っています」と語った。

また、福澤組の先輩として、生徒たちに何かアドバイスはあるかと問われると、及川は「ワンシーン撮るのに、5~6テイクじゃすまない。20テイク、30テイクするつもりでいれば、気持ちが楽になるというか、早くシーンが埋まったとき、すごく喜びを感じると思う」とアドバイス。髙橋は「カット数の多さにすごく驚いていたので、今の言葉を肝に銘じておきます」と受け止めた。

最後に阿部は「世の中に元気を届けられる、そういう作品を目指して、日々頑張っていきたいと思います。ぜひ多くの方に見ていただきたいです」と締めくくった。

日曜劇場『ドラゴン桜』
TBS系
2021年4月25日(日)スタート
毎週日曜 後9・00~9・54
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