斎藤工が正体不明の“イケメン全裸漂着者”に 秋元康企画・原作ドラマ『漂着者』7月スタート

『漂着者』

7月期のテレビ朝日系金曜ナイトドラマが、斎藤工主演、秋元康企画・原作の『漂着者』(テレビ朝日系 毎週(金)後11・15~深0・15ほか)に決定し、2人のコメントが到着した。

本作は、『あなたの番です』『共演NG』などを手掛けたヒットメーカー・秋元が企画、原作を担当。SNSが情報を席巻する現代において、まつり上げられるのも一瞬、叩き落されるのも一瞬という現代社会の恐怖、そして正体不明の男がまるで“教祖”のように人々を狂信させていくさまを描く。

主演を務める斎藤が演じるのは、記憶もなく、自分の名前すら分からないという正体不明の漂着者“ヘミングウェイ”。

物語は、とある地方の海岸に全裸のイケメン男性が漂着したところから始まる。偶然この男を発見した女子高生たちが、軽い気持ちでSNSに動画を投稿したことで、“#イケメン全裸漂着者”というワードがトレンド入りするほどバズり、男は一躍時の人に。また、発見時につぶやいた言葉から「ヘミングウェイ」と呼ばれ、人気も急上昇。さらに記憶がなく、自分が何者かも分からないこの男が、世間を騒がせている事件を解決に導く予言めいた力を発揮したことで、次第に人々から崇められる存在となっていく。

少女の失踪、猟奇的な殺人など、ヘミングウェイの周りで連続する不可解な事件。記憶がなく、身元不明の彼が、まるで事件を見通しているかのような神がかった能力で人々を狂信の渦に巻き込む一方で、ヘミングウェイ自身は終始一貫してフラット、正体不明のいわば“ブラックボックス”のまま。

そしてスクープを狙う女性新聞記者や、彼が事件に関与しているに違いないと疑う刑事らがヘミングウェイの素性を探る中でも、不可解な事件が次々と発生する。そんなヘミングウェイが一体どこから来たのかという答えは、ドラマのどこかで明かされる。

ヘミングウェイと関わる重要人物を演じるキャスト陣は後日発表される。

斎藤工(ヘミングウェイ役)コメント

◆秋元康さん企画・原作の作品に出演されるのは2度目ですが、本作に出演が決まった際のお気持ちをお聞かせください。

実はかなり前にこのお話をいただいていたんですが、まず、「なぜ僕なんだろう…」と思いました。
でもその後、今、このタイミングで作品自体も“漂着する”ことになり、全ての点が線になってつながったような不思議な体験をしています。
『共演NG』の時にも、「秋元さんはどこまで先が見えている方なんだろう」と感じていたんですが、エンターテインメントを通じてみんなが思っていたことを表現してくださいますよね。サブスクリプションが主体となってきている時代に、民放のドラマはどうあるべきかを示唆する作品だったなと思います。
この『漂着者』は、演じる僕自身が確固たる答えをもつというよりは、演じながら秋元さんのビジョンにたどり着いていく、そんな作品になっていくんだと思います。

◆台本を読んだ感想をお聞かせください。

僕は映画が好きなので、年齢のわりにはいろいろな作品を見てきた方だと思うんですが、このドラマは何とも似つかない、かといってすごく奇をてらっているわけでもない。そして、新しいけれど懐かしい…という、すごく不思議な気持ちになりました。
今のこのご時世において、僕らは何かを断言してくれる人を求めているんじゃないかなと思います。そういう僕らが必要としている存在の象徴、一つの概念として、ヘミングウェイの姿を描いているドラマなんじゃないかなと思いました。

◆正体不明のヘミングウェイを演じるにあたり、準備していることや参考にしている人やものがあれば教えてください。

実際に僕の周りにも記憶の一部を失っている方がいらっしゃるんです。その方を見ていて、僕自身、何かを失った時に、別の能力が倍増してリカバリーするという、人間がもともと持ち合わせている英知を超えた能力というのは、実際にあると思っています。厳密にいうと、この方がモデルというわけではないんですが、これまで見てきた作品の主人公も含めていろいろなものを参考にさせていただきました。
ヘミングウェイは地上に降り立った人なのか、もしくは天界の人なのか…。地面から数センチ浮いているような価値観をもっているんだと思います。僕が思っている概念と、秋元さんが僕を選んでくださった事実に身を投じて、ヘミングウェイになっていけたらいいなと思います。

◆もし、ヘミングウェイのような人物が現れたら…?

僕らは今、人前に立って発言する職業の人たちの言葉の意味、本質みたいなものを吟味していると思うんです。人前に立つ公の人を、より厳しく見ている時期で、言葉の奥にある本質に目を凝らし、耳を澄ましている。一国民として僕自身も正直、純度が保たれた言葉がなかなか見当たらないな…と少し感じています。そういう意味でも、ヘミングウェイはそういう純度を保った言葉を残す、僕らが求めている人物なのかなと思います。

◆撮影に向けての意気込みと、視聴者へのメッセージをお願いします。

このドラマは足掛け3年で実現することになったんですが、いま振り返ってみると「この時間は必要なものだったんだな」と思います。2021年、皆さんに必要とされるドラマになっていく、そんな必然性を感じています。秋元さんが見ていらっしゃる“今”と“未来”を提示し、さらに僕自身が“見たいもの”を作っていきたいと思います。

秋元康(企画・原作)コメント

毎日のように、テレビや新聞や雑誌で取り上げられている話題の人物が、もしも身許を偽ったとしても、今のネット時代、すぐに『あいつは、〇〇だ』と特定されるでしょう。では、もしも、どれだけマスコミが調べても、どこの誰なのか全く分からない正体不明の人物が現れたとしたら? しかも、その人物が『過去のことを全く思い出せない』と言い張る記憶喪失のイケメンだとしたら? そして、それが意味ありげにほほ笑む斎藤工だとしたら? 彼はどこからやって来たのでしょうか。何のために?
そんなストーリーの続きを観たくなる“クリフハンガー”満載のドラマを企画しました。

<第1話あらすじ>
とある地方の海岸を女子高生3人が歩いていると、全裸の男(斎藤工)が倒れていた。3人がスマホで動画を撮影しながら恐る恐る近づいて行くと、男が突然顔を上げ、「勝者には何もやるな」とつぶやき、意識を失ってしまう。緊急搬送された病院で検査した結果、記憶障害が疑われるうえに、かなりの距離を泳いで来て溺れたことが判明。身元が分かるものも所持しておらず、唯一の手掛かりは、左足首に入ったタトゥーだけ…。担当医・国原栄一は、何か思い出したことがあればメモを取るようにと進言する。男は、思いつくままに頭に浮かんだ単語や、どこかの風景を描き始めるのだが…。
一方、女子高生3人は男を発見した際の動画を軽い気持ちでSNSに投稿。すると<#イケメン全裸漂着者>というワードがトレンド入りするほど大バズり。「勝者には何もやるな」という言葉から、『ヘミングウェイ』と呼ばれ、男は一躍時の人となる。ヘミングウェイは女子高生たちから「今後も動画をアップし続けていけば、あなたのことを知っている人が現れるかもしれない」と言われ、撮影を許可する。
そんな中、県内では女児の失踪事件が発生。これまで半年の間に起きた女児5人の連続殺人事件との関連が疑われ、世間を騒然とさせていた。捜査を続ける県警捜査一課の刑事・柴田俊哉と野間健太、そしてスクープを狙う新聞記者・新谷詠美らが事件を追う中、ついに女児が発見される。すると、女児の発見場所が、ヘミングウェイがノートに描いた風景と酷似していることが判明。この絵も動画でアップされていたため、ヘミングウェイは予知能力をもっているのではないか、とネットをザワつかせることに。取材を希望する詠美、事件への関連を疑う柴田らがヘミングウェイの病室を訪れるのだが…。
そんなある日、初老の入院患者・後宮徳治郎がヘミングウェイとエレベーターに乗り合わせる。すると、ヘミングウェイの足首に入ったタトゥーに気づいた後宮が何かをつぶやき、突然おびえ始める。

『漂着者』
テレビ朝日系
2021年7月スタート
毎週(金)後11・15~深0・15 ほか

<スタッフ>
企画・原作:秋元康
脚本:神田優、ブラジリィー・アン・山田
ゼネラルプロデューサー:横地郁英(テレビ朝日)
プロデューサー:飯田サヤカ(テレビ朝日)、菊池誠(アズバーズ)、岡美鶴(アズバーズ)
演出:本橋圭太(アズバーズ)、山本大輔(アズバーズ)
制作協力:アズバーズ
制作著作:テレビ朝日




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