柄本佑「過酷だなと思いましたが、始まると想像以上に…」『空白を満たしなさい』

『空白を満たしなさい』柄本佑 ©NHK

6月25日(土)より放送開始の土曜ドラマ『空白を満たしなさい』(NHK総合)で、土屋徹生役を務める柄本佑さん。

「あなたは亡くなったんです、3年前に」。ある日突然、身に覚えのない己の死から復活した男・土屋徹生(柄本佑)。会社の屋上から転落したというが、全く思い出せない。最愛の妻・千佳(鈴木杏)と幼い息子を残して、なぜ自分は死なねばならなかったのか。答えを追い求める男がたどりつく真実とは…。

原作は、近年映像化が相次ぐ芥川賞作家・平野啓一郎が東日本大震災直後に発表した同名作。生きるとは何か、幸せとは何か。今を生きる全ての人々に本格派のヒューマン・サスペンスを届けていく。

本作で演じる徹生について、「幸せというものをつかみ取ろうとしている、非常にまっすぐでまっとうな人間」と語る柄本さん。撮影で印象的だったことや、本作の見どころについて語ってくださいました。

柄本佑 コメント

◆今回演じた「徹生」の印象について

父親を1歳の時に亡くしているのですが、どこか父親へのあこがれや、家族というものへの強い想いがあったのだと思います。自分が知ることのなかった父親の影を背負い、家族、息子に対して頭の中にいる父親像みたいなものを何とか体現し、幸せというものをつかみ取ろうとしている、非常にまっすぐでまっとうな人間…そんな印象があります。

◆もしドラマのように、自分の愛する人が生き返ったら

本当にそこに存在するかどうか確認しますよね。でも立っていられないだろうな。たぶん後ずさりして転ぶと思います。それこそドラマの中でもありますが、呼吸がおかしくなるでしょうね。すぐ触れられるかというと、それは定かではないですね。亡くなったと思った人が急に帰ってきたら、気絶するかもしれません。そのくらい衝撃があると思います。うれしいと言うのは、もうちょっと先だと思います。触る、ぬくもりを感じるというのも、もう少し後です。驚愕するという言葉では足りないくらい驚くと思います。

◆撮影中で印象に残っていることは

台本を読んだ時、阿部(サダヲ)さん演じる佐伯とのシーンは過激だなと思い、鈴木(杏)さん演じる千佳とのシーンは過酷だなと思いましたが、始まると想像以上に…。そんな中、印象的なことはスタッフの方々の気遣いと優しさです。本当に仲間に恵まれた現場でした。

◆ドラマの見どころについて

復生して(死から甦って)きて、自分の死因がわからない。自分はなぜ死んだのか?誰かに殺されたのではないかと疑いながら、自分の死の真相を自分で明らかにしていくという、あまり今までにないミステリーの要素がありつつ、ある犯人像が出てきた時に、その犯人を追いかけるというサスペンスの要素がふんだんに盛り込まれています。でも一番コアの部分は、家族の愛を再確認していくという事だと思います。どうやって千佳や息子の璃久(斉藤拓弥)は、3年いなかった夫・父を受け入れていくのか。徹生は3年という自分がいなかった時間をどう受け入れ、新たな一歩を踏み出せる状態までいけるのか。そこが最大の見どころになってくると思います。

番組情報

土曜ドラマ『空白を満たしなさい』
NHK総合
2022年6月25日(土)放送スタート
毎週土曜 午後10時〜10時49分(全5話)

©NHK




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