柳楽優弥×藤田貴大の舞台「CITY」開幕!コメント&舞台写真が到着

写真:井上佐由紀

写真:井上佐由紀

 舞台「CITY」が5月18日に開幕し、主演を務める柳楽優弥と演出の藤田貴大からのコメントと、最新の舞台写真が公開された。

 晩年の蜷川幸雄も新作の執筆を依頼するなど、破格の才能として高く評価されている演劇作家・藤田貴大。2017年からの2年間で大小さまざまな23作品を発表、2018年11月には初のパリ公演も成功させるなど、驚異的な質と量で現代演劇を更新し続ける藤田が“新たなフェーズ”と位置付けるのが新作「CITY」だ。

 故郷や子供時代、架空の異国の町を題材にして来た藤田が、一転、現代の都市を舞台に描く物語。モチーフとなるのは「ヒーロー」。正義とは?悪とは? 多様な価値観が共存する現代社会での善悪の相克を描く、藤田の渾身の作品となる。

 主演は、5年ぶりの舞台主演となる柳楽優弥。2015年に藤田作品と出会って以来、3年を経て実現した初顔合わせ。演じるのは正義のためには暴力もいとわない主人公。若手演技派俳優として高い評価を得る柳楽が、善悪の狭間で生きる闇のヒーローを演じる。

 共演は、ドラマや映画で注目を集める井之脇海。ヒーローと対峙するヴィラン(敵)として、街を背後で支配する重要な役どころを演じる。

 藤田とは『BOAT』(2018)以来2度目のタッグとなる宮沢氷魚は、主人公を支える協力者として物語の要を担う。そして、藤田やチェルフィッチュの岡田利規など日本の現代演劇を牽引する演劇人と国内外で作品を発表して来た青柳いづみ、蜷川幸雄が見いだしたさいたまネクスト・シアターの内田健司など、今後の中軸を担う若手俳優が出演する。

 さらに、本作では、2014年以来パリで新作を発表している「アンリアレイジ」を率いる森永邦彦が、初めて舞台衣装のデザインを手掛ける。光を当てると鮮やかな色彩が浮かび上がる漆黒の素材、こだわり抜いた細密なパッチワーク、光の当て方でさまざまな色が浮かび上がる素材など、森永の作品は斬新な発想と日本の高い技術力を組み合わせた唯一無二の存在感を放つ。藤田とは『みえるわ』(2018)に自身のアーカイヴ(旧作)を提供して以来のタッグ。日常と非日常、光と闇など、アンリアレイジのブランドコンセプトに共感する藤田と森永が生み出すオリジナルな世界にも注目だ。

<藤田貴大 コメント>
光と影のアンサンブルを、都市というコンセプトでつくりました。柳楽優弥さんの鏡のような眼に、どんな現代が映るか。そしてその様子を、いくつもの眼が凝視する。劇場にて、かんがえつづけています。

<柳楽優弥 コメント>
久しぶりの主演舞台なのでしっかり集中して挑みたいなと思います。稽古していて、藤田さんの新しいことへのチャレンジに参加できているんだと実感しています。いい意味で刺激的な舞台になっているんじゃないかなと思います。ファッションと音楽の融合やパネルでの映像表現だったり、エンターテインメントとしても楽しめる作品になっているので、ぜひ、劇場へ足を運んでいただけたらうれしいです。

舞台『CITY』
さいたま公演:5月18日(土)~26日(日)
会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
※兵庫、豊橋公演あり

<ストーリー>
妹の死の真相を追う兄は、町を守るために悪と対峙する。
彼は言う。「ただしさは、みえるか?」-。
現代の都市。事故で死んだ妹(青柳いづみ)の死を不審に思った兄(柳楽優弥)は、孤児としてともに育った青年(宮沢氷魚)の助力を得ながら、妹の死の真相を追っていた。猟奇的な連続殺人犯(内田健司)など、都市の暗部に否応なく触れることになった兄は、いつしか町を守る存在として悪と対峙するようになって行く。やがて妹の死から端を発した出来事が都市を脅かす一大事件へと発展する頃、兄は事件の背後にいるひとりの男(井之脇海)に辿り着く-。

<キャスト>
柳楽優弥、井之脇海、宮沢氷魚、青柳いづみ
菊池明明、佐々木美奈、石井亮介、尾野島慎太朗、辻本達也、中島広隆、波佐谷聡、船津健太、山本直寛
内田健司(さいたまネクスト・シアター)、續木淳平(さいたまネクスト・シアター)

<スタッフ>
作・演出:藤田貴大
衣装:森永邦彦(アンリアレイジ)
ヘアメイク:池田慎二
照明:南香織
音響:星野大輔
映像:召田実子
擬闘:栗原直樹
舞台監督:大畑豪次郎
宣伝美術:名久井直子
宣伝写真:井上佐由紀
企画制作:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団、合同会社マームとジプシー

写真:井上佐由紀




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