横浜アリーナで輝き放った“4番目の光” 乃木坂46・4期生がフレッシュさ溢れる初ワンマンライブ

乃木坂46の4期生による「乃木坂46 23rdシングル『Sing Out!』発売記念-4期生ライブ-」が25日(土)、横浜アリーナにて開催された。
4期生のみでのライブは、昨年12月に日本武道館で開催された「4期生お見立て会」や、4月に池袋サンシャイン劇場で上演された「3人のプリンシパル」の第3幕でミニライブが行われたが、ワンマンライブはこれが初めて。

1万5,000人の大歓声を受けてステージに登場した4期生11人は、5月29日に発売する23枚目のシングル「Sing Out!」に収録された、自分たちの心情を映し出したような歌詞の4期生楽曲「4番目の光」を1曲目に繰り出すと、「ロマンスのスタート」「ハウス!」「そんなバカな… 」といったライブ定番曲を立て続けに披露。フレッシュさ溢れるパフォーマンスで魅了したかと思うと、続く「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」の間奏でメンバー1人ずつのソロダンスを披露。「世界で一番孤独なLover」ではクールなパフォーマンスで短期間での成長を見せつけた。

最初のMCでは全員で「乃木坂46・4期生です」と挨拶した後、メンバーが自己紹介とともにライブへの意気込みを述べた。
矢久保美緒は「プリンシパルとかリハとかいろいろあって大変だったんですけど、なんとか乗り越えてきた4期生の絆を、皆さんに今日見ていただけたらと思っています」と宣言。
柴田柚菜は「始まる前はすごい不安で泣きそうだったんですけど、皆さん温かくてすごい楽しい気持ちになったので、今日最後まで皆さんと一緒に楽しめるように頑張ります」と意気込み。
「4番目の光」でセンターを務めている遠藤さくらは「本番前すごい緊張してて、心臓飛び出るかと思ったんですけど、今日は絶対に楽しいライブにしたいので、一緒に盛り上がりましょう!」とファンに呼びかけた。

続いてのブロックは、4期生メンバーが1人ずつセンターを担当する「全員センター企画」。4期生それぞれが乃木坂46のシングル表題曲の中で、“自分がセンターをやってみたい楽曲”を選んでセンターを務めるというもの。

会場の大型ビジョンに「私の憧れが全部詰まっている曲」と語る賀喜遥香のVTRが流れ、「ガールズルール」のイントロがスタート。同曲ではセンターの白石麻衣が「騒げー!」と会場を煽るのがお決まりだが、今回センターを務めた賀喜も「横アリ、騒いでいきましょう!」と初々しく煽りを入れ、盛り上げた。
続いて掛橋沙耶香が「裸足でSummer」でセンターに立った。掛橋は曲の間奏で「私はオーディションの時にこの曲のライブ映像を見て、全身に鳥肌が立つくらい感動しました。そしていつかこの曲をステージの上でやってみたいって思ってたんです!今日は夢を叶えてくれてありがとうございます」と楽曲への思い入れを明かした。
「裸足でSummer」の後、ステージに1人立った筒井あやめが、自分がセンターをやる曲は今年2月に行われた「7th YEAR BIRTHDAY LIVE」でも先輩メンバーの後ろで踊った曲であることを明かし、「正直不安もありますが、大好きな先輩の大切な曲なので精一杯頑張っていいものにしたいと思います。普段ふわふわしていると言われがちな私ですが、今日はかっこよく、大人な雰囲気を出せたらいいなと思います」とキリリ。イントロとともに衣装を着替えたメンバーが合流し、バースデーライブの最終日に卒業コンサートを行った西野七瀬のセンター曲「帰り道は遠回りしたくなる」を披露。
柴田が「自信を失くした時とか不安な時とか何かをやるぞって決めた時に聴いたりい歌ったりしています」「今まで私がこの曲に助けてもらった分、それをたくさん表現できたらいいなと思います」と語るVTRが流れ、柴田のセンターで「いつかできるから今日できる」へと続いた。

北川悠理が選んだのは深川麻衣の卒業ソング「ハルジオンが咲く頃」。ファンのペンライトの光でアリーナが黄色、スタンド席が白く染まり、会場に大きなハルジオンの花が咲いた。間奏で北川は「私は加入後、乃木坂の曲を聴いて感動して泣いたことがあります。先輩方はいつも素敵で温かくて、こんな私にも優しい言葉をかけてくださいます。そんな方たちだからこそ、きっとたくさんの人を感動させられるのだと思いました。だから私も先輩たちのように少しでも誰かの心を動かせるような人になりたい。そんな気持ちを込めてこの曲を選びました。私は乃木坂が大好きです!」と思いの丈を語った。
「一番自分らしくできる曲を考えた」という清宮レイは「皆さんとめちゃくちゃ盛り上がりたい!」とノリの良い「ジコチューで行こう!」をセレクト。同曲の振り付けにある「“だるまさんがころんだ”を4期生でやりたい」という念願も叶えた。
大型ビジョンには矢久保が「乃木坂を好きになるきっかけの曲だった」と話すVTRが流れる。「その時は小学生だったんですけど、初めてMVを見た時にセンターの堀さんに一目惚れしたんです。私はまだ歌もダンスも下手くそなんですけど、堀さんのような存在感とかオーラを出して、センターで踊ってみたいです」と堀未央奈のセンター曲「バレッタ」をパフォーマンスした。

高難易度のダンスが特徴の「命は美しい」のイントロがかかると会場からは驚きの声があがった。センターに立ったのは田村真佑。「初めてこの曲を踊る先輩たちを間近で見た時、あまりのかっこよさに感動しました。いつかこの曲をステージの上でかっこよく踊ってみたいというのが私の夢でした。まだまだ先輩たちのように上手くはできませんが、一生懸命パフォーマンスしたいと思います!」と力を込めた。

遠藤が1人、花道へ歩み出てセンターステージへ。「私は真っ先にこの曲を選びました。でもこの曲は乃木坂の楽曲の中でもとても難しいパフォーマンスが要求される曲だと思っていたので、正直、自分に出来るのかと不安にもなりました。少し前の自分なら、勇気も自信もなく、やる前から諦めていたかもしれません。でもこの春、私は『プリンシパル』という舞台を経験して、いろいろな感情を表現する楽しさと、同時に悔しさを知りました。この曲は表情や感情がとても大切な曲だと思うので、今回、自分の感情を出して表現することに挑戦してみたいと思います。少しだけ成長した私を見てください」と語り、「シンクロニシティ」をパフォーマンス。間奏では堂々のソロダンスも披露した。
乃木坂46に加入し、北海道から一人上京してきた金川紗耶が選んだのは、かつて同じように北海道から上京してきた先輩のラストシングル「サヨナラの意味」。場内は橋本奈々未のサイリウムカラーだった緑一色に染まった。
この企画の最後は「一年の中で一番夏が好き」という早川聖来がセンターに立った「太陽ノック」がトリを飾った。
11人で11曲。グループを卒業していったメンバーの卒業曲や少し懐かしさも感じる過去の名曲などを、乃木坂46のこれからを担う新世代メンバーたちがそれぞれの想いを込めて歌い繋いでいく姿がファンの胸を打った。

MCをはさみ、ビジョンには4期生がこの春挑んだ初舞台「3人のプリンシパル」の映像と、1期生たちが2012年に行った初舞台「16人のプリンシパル」の映像が流れた。
VTR明け、11人は数ある乃木坂46の歌衣装の中でもファンから名作の呼び声高い、通称“額縁衣装”をまとって登場。1期生が「16人のプリンシパル」でアカペラで歌った「心の薬」を、ピアノの伴奏にのせてしっとりと歌い上げると、その後も「失いたくないから」「きっかけ」と心に沁みる楽曲が続いた。

初めてのコール&レスポンスに挑戦して会場の熱気を高め、ライブは終盤へ。最年少の筒井が「ラストスパート、まだまだいくぞー!」と力いっぱい叫び、3期生楽曲の「トキトキメキメキ」をカバー、アリーナの外周を駆け回りながらキラーチューンの「ダンケシェーン」へと続き、4月にリリースされた4thアルバム「今が思い出になるまで」に収録された4期生による初の楽曲「キスの手裏剣」で盛り上がりは最高潮に。遠藤の投げキッスも飛び出し、会場から歓声が沸き起こった。

アンコールでは「夏のFree&Easy」「おいでシャンプー」の後のMCで、ライブの感想を述べながら思いが込み上げ、涙するメンバーが続出。
賀喜は「1年前の自分はたぶん、1年後の自分がこんなところに立っているなんて思っていなかっただろうし、ずっとテレビの前で憧れていたので、今日ここに乃木坂46の一員となって立っていることがすごくうれしいです」と万感の思い。「先輩方は当たり前のように笑顔で可愛く踊ってすごくキラキラしていたんですけど、自分たちでやってみると踊りながら歌うことがどれだけ難しいかとか、そういうこともわかってきて、今日のために4期生みんなでたくさん練習してきて、一緒に涙も流したし、一緒に笑ったし、いっぱい頑張ってきたので、最後までやりきることができて本当によかったです」と達成感をにじませた。

筒井は「先輩方のライブを見させていただいたりとか、自分たちも一緒にステージに立たせていただいたりして、今日初めて先輩がいない4期生だけっていうステージで、最初、横浜アリーナでライブをやるって聞いた時は不安でしかなくて、ちゃんと成功できるのかなとか、いろんな不安とか感情があったんですけど、この1ヶ月くらいで4期生みんなで朝から夜まで練習してきて……」と、きょうまでの日々を思い出し、涙で言葉を詰まらせると、周囲のメンバーももらい泣き。「4期生だけで良いスタートを切れたんじゃないかなって思うので、これをまた夏のツアーに活かしていければいいなと思ってます」とさらなる成長を誓った。

筒井の話から目に涙を溜めていた遠藤は「頑張って練習してきたのに間違えちゃって、絶対に完璧なパフォーマンスしたかったのに大事なところで間違えちゃって、すごく悔しいです。でも間近でファンの方の声援を受けて、もっともっと成長したいと思えたし、頑張ろうと思えたので、今日来てくださってありがとうございました」と声援を送り続けてくれたファンに感謝。
清宮は3日前に足を怪我したことを明かし、「もしかしたら出れないかもしれないって、自分の納得のいくパフォーマンスが出来ないかもと思って、すごく不安で苦しかったんですけど、今日こうやって4期生11人全員でファンの方たちの前に立たせていただけて、すごく嬉しかったです」と涙ながらに語った。

最後は紫色のペンライトの光に包まれながらの「乃木坂の詩」の後、4期生を代表して遠藤が「私たち4期生はまだまだ駆け出したばかりで、上手く出来ないことやわからないことばかりですが、いつか、いつか『乃木坂46に来てくれてありがとう』って言ってもらえるような存在になれるように、頑張っていきたいと思います」と決意を述べて、大きな声援の中、初めてのワンマンライブを終えた。

初のワンマンライブを行った乃木坂46・4期生

乃木坂46 23rdシングル「Sing Out !」発売記念-4期生ライブ-

2019/5/25(土) @横浜アリーナ セットリスト
M00 Overture
M01 4番目の光
M02 ロマンスのスタート
M03 ハウス!
M04 そんなバカな…
M05 あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
M06 世界で一番孤独なLover
-MC-
-VTR(賀喜遥香)-
M07 ガールズルール(C:賀喜遥香)
M08 裸足でSummer(C:掛橋沙耶香)
-語り-
M09 帰り道は遠回りしたくなる(C:筒井あやめ)
-VTR(柴田柚菜)-
M10 いつかできるから今日できる(C:柴田柚菜)
M11 ハルジオンが咲く頃(C:北川悠理)
-語り-
M12 ジコチューで行こう!(C:清宮レイ)
-VTR(矢久保美緒)-
M13 バレッタ(C:矢久保美緒)
M14 命は美しい(C:田村真佑)
-語り-
M15 シンクロニシティ(C:遠藤さくら)
-VTR(金川紗耶)-
M16 サヨナラの意味(C:金川紗耶)
M17 太陽ノック(C:早川聖来)
-MC-
-VTR-
M18 心の薬
M19 失いたくないから
M20 きっかけ
-MC-
M21 あらかじめ語られるロマンス
M22 ロマンティックいか焼き
M23 トキトキメキメキ
M24 ダンケシェーン
M25 キスの手裏剣
<アンコール>
EN01 夏のFree&Easy
EN02 おいでシャンプー
-MC-
EN03 乃木坂の詩




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